KIホールディングス株式会社/コイト電工株式会社

投資家情報

株主・投資家の皆様へ

山口 常雄

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ここに当社第77期営業年度(平成28年10月1日から平成29年9月30日まで)の営業の概況等についてご報告申し上げます。

当期における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善や円安等による企業収益・設備投資への好影響から、緩やかに回復基調で推移いたしました。一方、世界経済においては、米国トランプ政権の政策運営による不透明感や中国等新興国の成長鈍化などから、先行きを慎重視する状況で推移いたしました。

このような経済環境のもと、当社グループの売上高は、中国高速鉄道向けの販売が大幅に減少したことにより、前期比14.8%減の448億1千9百万円となりました。利益につきましては、営業利益は前期比34.1%減の35億2百万円、経常利益は前期比26.0%減の37億4百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比40.1%減の20億2千1百万円となりました。当期は、前述の中国市場の変動により、2017年4月25日に期初計画の修正として売上高450億円、営業利益28億円、経常利益29億円、親会社株主に帰属する当期純利益15億円を発表しましたが、これをほぼ達成することができ、各利益においては計画を上回ることができました。

なお、配当につきましては、業績、財務内容等の状況を総合的に勘案し、誠に遺憾ながら無配とさせていただきました。
株主の皆様には甚だ申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今後の見通しといたしましては、当社グループが持つ固有技術を結集して新たな商品開発を積極的に行うとともに、国内外のマーケット開拓を強化し、売上拡大を目指してまいります。特に、来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた各種インフラやスポーツ施設の整備、インバウンド需要などへ確実に対応すべく、グループを挙げて取り組んでまいります。

また、原価低減、合理化を徹底し、全社的なコストダウンと経費削減を強力に推進することで、収益構造を抜本的に改革し、収益改善に努めてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年12月山口 常雄